
ずっといいな~と思ってて、「杜の都~」ってフレーズが頭ん中にあってYoutubeで探して聞いてみました。
『羽ばたけ楽天イーグルス』
それで歌詞も調べてみたら、何といい歌詞!!
『羽ばたけ楽天イーグルス : 楽天イーグルス公式球団歌』
特にいいなと思ったのは
三日月背負いし 少年よ 今こそ馬上に よみがえれ
という部分。
伊達政宗のこと歌ってる!!
これは、政宗の詠んだ漢詩を知らないと、気付かないと思う。
肖像画の左上に書いてある、晩年の心境を詠ん漢詩。

馬上少年過(馬上少年過ぐ)
世平白髪多(世平らかにして白髪多し)
残躯天所赦(残躯天の赦す所)
不楽是如何(楽しまずんば是如何 ※楽しまず是如何に)
(馬に乗り戦場を駆け抜けて少年時代は過ぎた。世は泰平になり自分にも白髪が増えた。天に与えられた余生が残ってはいるが、これを楽しまずしてどうしようか。)
この漢詩の四句目には、実はもう一つの解釈が出来、「楽しまず是如何に」(楽しいとは思えないのはどうしたことか)、と全く違う2通りの解釈ができてしまう。
僕は、政宗が両方の受取り方を、これを読む後世の私達に託したのではないかと思ってしまいます。
最初の『馬上少年過ぐ(ばじょう しょうねん すぐ)』のインパクトの強さと、最後の二通りの解釈が、とても印象に残り情緒豊かな文章だな、と思ってしまいます。
戦国末期から江戸時代初期を生き抜いた、英傑の余韻を感じます。
世平白髪多(世平らかにして白髪多し)
残躯天所赦(残躯天の赦す所)
不楽是如何(楽しまずんば是如何 ※楽しまず是如何に)
(馬に乗り戦場を駆け抜けて少年時代は過ぎた。世は泰平になり自分にも白髪が増えた。天に与えられた余生が残ってはいるが、これを楽しまずしてどうしようか。)
この漢詩の四句目には、実はもう一つの解釈が出来、「楽しまず是如何に」(楽しいとは思えないのはどうしたことか)、と全く違う2通りの解釈ができてしまう。
僕は、政宗が両方の受取り方を、これを読む後世の私達に託したのではないかと思ってしまいます。
最初の『馬上少年過ぐ(ばじょう しょうねん すぐ)』のインパクトの強さと、最後の二通りの解釈が、とても印象に残り情緒豊かな文章だな、と思ってしまいます。
戦国末期から江戸時代初期を生き抜いた、英傑の余韻を感じます。
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